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2024.6.3

調理師の仕事で役立つ資格とは?持っておくべき資格をご紹介!

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調理師は料理作りや職場の衛生管理など、さまざまな業務を担当できる職業です。飲食店や食品販売・製造会社、給食の現場など多くの場所にニーズがあるため、今後も調理師の需要は高まると予想されるでしょう。そんな調理師を目指す際には、いくつか取得しておきたい資格があります。資格は自分のスキルを証明するために活用できるため、多くの資格があればそれだけ就職や転職が有利となります。

 

本記事では調理師が取得すべき資格と、仕事で役立つおすすめの資格を紹介します。

 

調理師になるために必要な資格とは?


調理師になるためには、必要とされる資格があります。料理のスキルを磨きつつ、資格取得を目指すのも、調理師になるための重要なプロセスです。以下では、調理師になるために必要な資格を紹介します。

 

調理師免許の取得が必要

基本的に調理師を目指すのなら、「調理師免許」の取得が必要です。調理師として働けるだけの調理技術、食材の栄養に関する知識、衛生関係の知識を持つことを、調理師免許を取得することで証明できます。調理師免許がなくても料理に関する仕事には就けますが、調理師として仕事はできないため、職場でさまざまな制約がかかる可能性があるでしょう。そのため調理師になりたいのなら、調理師免許の資格取得が優先されます。

 

調理師免許を取得するには?

調理師免許を取得するには、「調理師試験を受験して合格する方法」と「調理師専門学校などを卒業する方法」の2パターンがあります。調理師免許は国家資格であるため、毎年国家試験が実施されています。各都道府県で実施される試験を受験し、合格基準を満たせば資格取得が叶います。しかし、調理師試験を受験するには、飲食店などで2年以上の実務経験を積む必要があります。試験の合格率は60~70%と決して低くはありませんが、何も対策せずに合格できるほど簡単ではありません。

 

一方で、調理師専門学校などの養成施設に通う方法では、卒業と同時に調理師免許を取得できます。調理師専門学校などでは、調理師免許になるためのカリキュラムが設定されているため、学習によって実践的な知識・技術が身につきます。卒業に必要な時間も短いため、早くから就職して働き始められるのもメリットです。

 

上記の理由から、調理師免許の取得を目指す際には、調理師専門学校へ進学する方法がおすすめです。

 

調理師の仕事で役立つおすすめの資格


調理師の仕事では、調理師免許以外にも役立つ資格が多数あります。事前に取得を目指すことで、就職や転職活動を有利に運べるでしょう。以下では、調理師免許以外で調理師の仕事に役立つおすすめ資格を紹介します。

 

食品衛生責任者

「食品衛生責任者」とは、食品衛生に関する知識を用いて、安全な環境で製造・加工・調理・販売などを行えることを証明する資格です。設備の衛生状況を確認したり、スタッフの健康管理をしたり、衛生管理方法や食材の管理や加工方法をチェックしたりできます。飲食店などには、最低でも1人の食品衛生責任者が必要になるため、資格取得者は評価が高くなります。

 

食品衛生責任者を取得するためには講習会に参加し、試験に合格する必要があります。しかし、調理師免許の有資格者は、講習会への参加が免除され、申請だけで食品衛生責任者の資格を取得できます。

 

介護食士

「介護食士」とは、介護が必要な人向けの食事を作る知識・技術を持つことを証明できる資格です。一般的に介護職に就く人が取得することが多いですが、昨今は介護需要が高まっているため、調理師として働く人がスキルアップのために介護食士を持つケースも増えています。

介護食士には1~3級までのランクがあり、介護食士3級は誰でも受験が可能です。受験時には一般向けの講習会を受講するか、講習会を開催している学校で学ぶ2つの方法があります。

 

食生活アドバイザー

「食生活アドバイザー」とは、日常の食生活を豊かにするためのアドバイスやサポートを行えるスキルを持つことを、客観的に証明できる資格です。食品の栄養や健康に関する知識を身につけ、それを分かりやすく説明する能力が求められます。調理師の職場はもちろん、食品の営業や栄養に関する仕事でも役立つ資格です。

食生活アドバイザーには、2級と3級の資格があります。2級では仕事関係の試験問題が中心となり、3級では消費者目線の試験問題が出題されます。

 

フードアナリスト

「フードアナリスト」とは、食に関する情報のスペシャリストとして認められるための資格です。食の情報を分析・調査して、分かりやすく説得力のある形で紹介するのがフードアナリストの役割です。食についての分析力が身につくため、調理師の仕事でも、新商品の開発やトレンドを意識した販売戦略の構築などに役立ちます。

フードアナリストの資格には1~4級の種類があり、基礎から高レベルのテイスティング能力が求められるものまで、幅広い内容となっています。自分なりの目的を考慮して、最適なものを選択して受験することがポイントです。

 

食育インストラクター

「食育インストラクター」とは、その名の通り「食育」に関する知識を有するプロフェッショナルであることを証明する資格です。食によって健全な生活を実現する方法を指導できる食育インストラクターは、社会のさまざまなシーンで活躍できます。調理師も食育を意識した食事を提供する職場で働く場合、食育インストラクターの取得にメリットがあります。

 

食育インストラクターには1~5の段階に分かれていて、一般的な5級は「プライマリー」と呼ばれます。高レベルの資格を持つほど食育に精通していると判断され、専門的な業務を任せてもらえる可能性が高まります。

 

まとめ


調理師として働く際には、まず調理師免許の取得が求められます。そのうえで仕事に役立つ資格を取得し、就職や転職活動を有利に運んだり、実務に活かしたりする方法が考えられるでしょう。調理師の仕事に役立つ資格は多数あるので、まずは上記で紹介したものを参考に、気になるものをピックアップしてみてください。

 

調理師を目指すのなら、効率的かつ短期間で調理師免許を取得できる専門学校への進学がおすすめです。「新潟調理師専門学校」の「調理師科」には、調理師になるためのスキルをスムーズに学べる環境が整っています。「介護食士3級」や「専門調理師学科試験免除資格」の取得も目指せるため、その後の就職活動によい影響を与えられます。この機会に「新潟調理師専門学校」の「調理師科」の魅力を、ホームページや資料請求から確かめてみてください。

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