資料請求

11/30SAT
オープンキャンパス

ブログ

Blog

コラム

2024.6.3

国家試験は難しい?調理師免許の難易度や取り方を分かりやすく解説!

コラム

調理関係の職業を目指す際には、「調理師免許」の取得が検討されます。調理師免許があれば食材や調理方法に関する知識・技術を持つことを証明できるため、スムーズな就職を実現可能です。まずは調理師免許の取り方や難易度を確認し、取得の準備を進めるのがおすすめです。

 

本記事では、調理師免許の取り方や試験の難しさを解説します。調理関係の仕事に興味があるのなら、この機会に調理師免許の基本を把握してみてください。

 

調理師免許とは?


調理師免許とは、調理全般に関するプロフェッショナルであることを証明できる国家資格です。調理師免許を持っていれば、調理方法、食材ごとの特徴、衛生管理などの知識・技術を保有していることを、客観的に証明できます。調理関係の仕事で活躍できる人材であることをアピールできるため、調理師免許の有無によって就職成功の確率は大きく変わるでしょう。調理師など料理に関する仕事に就きたいのなら、調理師免許の取得は必須とも言えます。

 

調理師と料理人の違いについて


調理師と料理人は、どちらも料理関係の仕事で活躍できる点は共通しています。しかし、調理師を名乗るには調理師免許を取得して、料理の技術だけでなく、栄養や衛生に関する専門知識を持つことが求められます。一方で料理人は、「料理を仕事にしている人」を指すため、調理師免許がなくても働けます。しかし、調理師として仕事ができないため、厨房の管理や食品衛生に関する業務は担当できません。料理関係の仕事で幅広く活躍するには、調理師免許を取得して調理師を目指すのがおすすめです。

 

調理師免許があると「食品衛生責任者」の資格を簡単に取得できる


調理師免許は、「食品衛生責任者」をスムーズに取得するためにも役立つ資格です。食品衛生責任者の資格は、食品の販売や製造をする際に欠かせないものになります。例えば飲食店を運営する際には、食品衛生責任者の資格を持つ人を1店舗に最低1人は配置することが義務となっています。食品衛生責任者を取得しているかどうかも、料理関係の職業に就く際に大きく影響します。

 

調理師免許の取得者は、本来必要な講習会への参加と試験が免除されます。申請するだけで資格を取得できるため、簡単に食品衛生責任者としても働けます。食品衛生責任者の資格を取得するうえでも、調理師免許の取得にはメリットがあります。

 

調理師免許の取り方について


調理師免許を取り方には、2つのパターンがあります。どちらの方法でも調理師免許を取得できますが、過程が大きく異なる点に注意が必要です。以下では、調理師免許の取り方についてそれぞれ紹介します。

 

調理師の専門学校を卒業する

調理師免許は、調理師の専門学校に進学して必要なカリキュラムを学び、卒業することで取得ができます。厚生労働大臣が指定する養成施設で学習し、卒業までの過程で必要なスキルを習得できれば、そのまま調理師免許の資格取得が可能です。国家試験を受験する必要はないため、試験対策に使う時間を、調理の練習やスキルアップに使える点がメリットです。

 

調理師の養成施設には、専門学校・大学・短大・高校などさまざまな種類があります。進学先によって卒業までの年数が変わるため、結果的に調理師免許を取得するタイミングも変わります。大学は卒業まで4年必要になるため、調理師として働けるようになるまで時間がかかります。一方で、調理師の専門学校なら2年間で卒業できるため、早くから調理師として働けるメリットがあります。

 

調理師試験を受験して合格する

調理師免許を取得するには、国家試験を受験して合格する方法もあります。各都道府県が調理師試験を実施しているため、各地域の試験を受けて、合格できれば学校に通わなくても調理師免許の取得が可能です。調理師試験の受験には条件があり、飲食店などの職種で2年以上働いて実務経験を積む必要があります。どれだけ高い調理スキルと知識があっても、実務経験がないと受験ができない点には注意が必要です。

 

調理師免許の取得難易度


調理師試験を受験して調理師免許の取得を目指す際には、試験の難易度を事前に把握しておくことも重要です。受験難易度を把握できれば、どのくらい対策を取るべきか目安を立てられます。以下では、調理師免許の受験における難易度を解説します。

 

調理師試験の合格率は6070

調理師試験の合格率は、60~70%程度となっています。50%以上が不合格となることも多い国家資格のなかでは、比較的簡単な部類になるでしょう。しかし、合格率が高いとはいえ、30~40%の人は不合格になるのは事実です。そのためきちんと試験対策に時間をかけて、合格率を高める必要があります。

 

調理師試験を受験する場合、基本的に独学で試験対策を行います。テキストや参考書を使って勉強するケースが多いですが、時間を捻出するのは難しく、モチベーションを維持するのも簡単ではありません。そのため調理師試験は、数値以上に難しい試験になることが予想されるでしょう。

 

調理師免許を取得するなら専門学校への進学がおすすめ


先に解説したように、調理師試験の合格率は60~70%程度です。しっかりと対策ができれば合格は可能ですが、そこに至るまで2年間の実務経験が必要だったり、独自で勉強をしなければならなかったりと、多くの壁があります。

 

そのため調理師免許の取得を目指すのなら、専門学校への進学がおすすめです。調理師専門学校であれば、効率よく必要なスキルを身につけつつ、卒業と同時に調理師免許を取得できます。調理師としてのスキルアップ支援や、就職サポートにも期待できるため、さまざまな進路を検討できます。調理師になるために調理師免許を取得するのなら、国家試験を受けるよりも調理師専門学校に進学する方法に多くのメリットがあるでしょう。

 

まとめ


料理関係の仕事で本格的に働くのなら、調理師免許の取得が求められます。調理師免許は専門学校などの養成施設で学ぶ方法と、調理師試験を受験する方法の2パターンで取得できます。どちらの方法でも取得できる調理師免許の内容は同じですが、必要な時間と労力が大きく変わる点がポイントです。効率よく調理師免許の取得を目指すのなら、充実した学習環境で学びつつ、2年間で卒業できる調理師専門学校への進学がおすすめです。

 

「新潟調理師専門学校」の「調理師科」であれば、短期間でプロとして働けるレベルの調理スキルを身につけられます。卒業と同時に調理師免許を取得できることはもちろん、「介護食士3級」「専門調理師学科試験免除資格」の取得も目指せます。この機会に「新潟調理師専門学校」の「調理師科」の特徴を、ホームページや資料請求からぜひご確認ください。

アーカイブARCIVE

ソーシャルメディアSNS